多くの金融機関の教育ローンでは医学部・歯学部等に対応した証書貸付型の教育ローンがあります。「山梨中銀教育ローン」では2011年1月1日より保証内容を改訂し高額な教育資金に対応しました。
医学部進学と教育ローン、奨学金
私大医学部では、6年間で相当な金額が必要となってきます。
教育ローンと奨学金の併用を考えてみましょう。
教育ローンと奨学金の併用を考えてみましょう。
私立大学の医学部では入学金を含めて、初年度1千万円以上必要でしょう。金額は大学によって可也の差があるものの、6年間では4千万円以上というところでしょうか。このほかに生活費も必要です。
医学部進学ということでしたら、奨学金と教育ローンの組み合わせをご検討なさったらよろしいかと存じます。奨学金の種類としては育英会、日本学生支援機構、都道府県民医連、医療機関等あるいは銀行と大学が提携した奨学金もあります。奨学金では返済義務の有無が大きなポイントとなります。
通常、教育ローンの限度額は4〜5百万円程度でしょう。公的ローンでは450万円まで。
医学部進学の教育ローンでは上限3千万円という銀行もあります。この金額ですと、担保が必要になりましょうが、1千万円程度でしたら、医学部進学向け教育ローンでは無担保融資が可能となる場合もあるようです。
医学部向けの教育ローンについては、銀行やろうきんに早めにお問い合わせなさってください。
教育ローンの本契約は医学部合格後ということになります。教育ローンを申し込んで審査から実行までは相当な日にちを要します。ですから合格時に素早い実行をお望みであれば、早めからの手続きが肝要です。前年の夏ごろには銀行を訪ねご相談なさってください。