教育ローン審査 証書貸付と当座貸越
こんかいは
証書貸付と当座貸越についてのお話です。
教育ローンの説明などを読んでいますと
なじみのない方にとりましては、
わかりにくい語句や用語に行きあたることがありますね。
今回は教育ローン 貸出方法の
「証書貸付」方式(型)と
「当座貸越」方式(型)についてのお話です。
教育ローンでは証書貸付方式(型)が一般的ですが
最近は当座貸越方式(型)をも採用している教育ローンが少なくありません。
さて証書貸付と当座貸越の違いはお分かりでしょうか。
先に
当座貸越(overdraft)をご説明いたします。
当座貸越というのは、次のように行われます。
■銀行と当座預金取引のある企業(あるいは個人)とが当座貸越契約によって極度額を設定します。
■(仮に100万円の貸越契約をおこなったとしましょう)
企業(個人)は当座預金残高に不足が生じますと、発行した小切手や手形の決済ができません。
■ところが預金不足であっても、銀行が自動的に貸越契約の金額(先ほど仮に100万円としました)までは資金を補って当座預金に入金します。
決済不足分の自動融資ということですね。
上記は
■一般当座貸越
と呼ばれています。
■専用当座貸越
という方法もあります。貸付専用型当座貸越などと書かれていることもあります。
基本的にはすでにご説明しましたことと同じですが、
違う点は当座預金と連動しているものではなく、
限度額内で自由に出し入れできるというものです。
つまり、
企業(あるいは個人)が貸越請求書やキャッシュカードなどで、
専用当座貸越の極度内で自由に金額を借入れ、指定日に返済する方式ですね。
借入限度額方式のカードローンなども専用当座貸越といえるでしょう。
教育ローンの当座貸越も同様です。
つまり
当座貸越の極度額を設定しましたら、
その範囲内であれば随時必要な時に借り入れができるということです。
一般には窓口でもATMでも借り入れができると思います。
目的の教育ローン取扱い銀行でご確認ください。
証書貸付(loan on deeds,term loan)は
ごく一般に行われている貸付方法です。
証書貸付は
銀行と借入人が「金銭消費貸借契約書」という契約証書を取り交わして
行われるものですからこの名があります。
契約書(証書)には借入金額、金利、期間、返済方法などが記載され
署名捺印をして取り交わします。
細かい条項が記載されているはずですから、
一通り読んで納得してから署名ですね。
疑問点があれば説明していただくようにしましょう。