(2018年10月9日/記)
ゆうちょ銀行は
スルガ銀行の教育ローンの積極的な営業を控えるようです。
報道などでご存知のように、スルガ銀行は6ヶ月間の一部業務停止の行政処分を金融庁からを受けています。(シェアハウス向け融資での不正があったことによる、一部業務停止命令)
ゆうちょ銀行はスルガ銀行のローン媒介業務を行っていましたが、スルガ銀行の行政処分を受けて住宅ローンの一部についての媒介業務を6ヶ月間停止するそうです。(10月9日発表)
スルガ銀行の業務改善の状況によっては、業務提携の見直しを検討するそうです。
ゆうちょ銀行は、スルガ銀行株式会社に対して行政処分が下されたことを受け、ご本人が居住する面積が建物全体の二分の一を下回る住宅ローンの媒介については、2018年10月12日(金)から2019年4月12日(金)までの6か月間、お取り扱いを停止いたします。
また、媒介業者として、それ以外の媒介ローンについても、積極的な営業を、2018年10月12日(金)以降、当面、差し控えることといたしました。
出典:ゆうちょ銀行ホームページ
url;https://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/loan/kj_ln_homeloan.html
このサイトでもご紹介していましたがゆうちょ銀行はスルガ銀行の代理業者としてパーソナルローン「教育プラン」も取り扱っています。これらについてもゆうちょ銀行は積極的な営業は控えると発表しています。
かつてのゆうちょ銀行(郵便局)には「教育積立貯金」がありました。これはいわば積立方式の教育ローンでした。教育積立貯金の受付は平成19年に終了しました。
日本郵政グループのかんぽ生命には学資保険「はじめのかんぽ」がありますが、そろそろ
ゆうちょ銀行独自の「教育ローン」があってもいいのではないでしょうか。
郵便局とゆうちょ銀行の教育ローン について
民営化になったゆうちょ銀行ですが、
教育ローンについては今のところ新しい動きは無いようです。
かつては、教育積立郵便貯金の預金者を対象にゆうちょにも、
積立方式での教育ローンと呼べるものがありました。
現在の
ゆうちょ銀行では教育積立郵便貯金の新規申込みを受け付けていません。
教育積立郵便貯金の新規預入は平成19年9月末で終了してしまいました。
ゆうちょ銀行のフリーローン「夢航路」に「教育プラン」といういわば教育ローンがありますが、これはスルガ銀行の代理業者としてゆうちょ銀行が媒介しているものです。
ですからこの商品は、スルガ銀行との契約になるのです。
ゆうちょ銀行は民営化になったのですから、
新しい教育ローンにも参入してほしいところであります。
以上重複しているところもありますが、
ゆうちょ銀行の教育ローンについてお話ししました。
(2015年11月6日)
株式会社ゆうちょ銀行は、2007年10月1日に発足しました。
元の日本郵政公社が、持株会社(日本郵政株式会社)と
4事業会社(郵便局株式会社、郵便事業株式会社、株式会社ゆうちょ銀行、株式会社かんぽ生命保険)に、民営化・分社化してできた銀行です。
郵便局の教育ローンとして嘗ては「教育積立郵便貯金」がありましたが、2007年10月から新規申し込みを受け付けていません。
ですから現在は、ゆうちょ銀行独自の教育ローンは無いということになります。
変わって2008年5月から
ゆうちょ銀行はスルガ銀行との業務提携により、スルガ銀行の個人向けローンの申込み受付けをはじめました。これはゆうちょ銀行がスルガ銀行のローンを代理業者として媒介しているということなのです。
そのスルガ銀行のローンのなかに
【フリーローン夢航路「目的型」】という商品があり、
7種類のプランが掲げられています。
その中のひとつに「教育プラン」があります。
これがゆうちょ銀行の教育ローンに該当するものとなります。
とは申しましても、先ほど触れましたように、ゆうちょ銀行はスルガ銀行の代理店にすぎません。
全国82店舗のゆうちょ銀行で申し込みできますが、スルガ銀行のローンであります。
■商 品 名:フリーローン夢航路「目的型」「教育プラン」
■使途:ご子息の教育資金(幼稚園から大学までの入学金・授業料・教材費用等)※『ご子息の』と書いてありますが、男子に限らず『ご息女』でもかまわないはずです。
■融資金額; 10万円以上、500万円以内(1万円単位)
■期間:6ヶ月以上7年以内
■金利:固定金利のみ5.500 %(平成23年5月調べ)
■>返済方法: 元利均等返済(一般給与所得者は、融資額の50%を上限として、6ヶ月毎の増額返済も併用できる)
■ホームページ://www.surugabank.co.jp/yl/fl/